日陶科学_特別支援・福祉カタログ2021
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 「新型コロナウイルス感染症」の世界的な大流行以来、家族、友人との外食、趣味の旅行やイベント、スポーツジム通いなど、当たり前だった毎日がすっかり奪われてしまいました。その後も変化する状況に注目しながら、一喜一憂する日々が続いています。 コロナ治療にあたる医療機関では、治療経験の蓄積により重症化・死亡者が減少傾向にあるとの情報がありましたが、今後を見据えると楽観できる状況とはいえません。福井県下で周産期医療の一翼を担っている当院においても、考えられる限りの感染予防に取り組んでおり、お子さんの不調や予防接種に対して、親御さんが受診をためらうことのないよう呼びかけています。新規感染者の微増が続く中重症化、死亡者は減少傾向新型コロナウイルスには、「備えあれば、憂いなし」!恐れず、侮らずの対応を。2020年3月、WHOが「新型コロナウイルス感染症」を「パンデミック(世界的大流行)」と発表してからさまざまな対策がとられてきましたが、今なお終息の兆しは見えません。この状況下で子どもたちの感染リスクを最小限に抑え、早期発見や重症化対策に何が有効か、小児専門医である石原靖紀先生にうかがいました。ニットー特別編集特集1●京都府立医科大学臨床准教授 ●福井大学医学部臨床教授 ●日本小児科学会専門医・指導医 ●日本小児循環器学会専門医 ●日本アレルギー学会アレルギー専門医 ●日本周産期新生児学会暫定指導医 ●地域総合小児医療認定医・指導者 ●子どものこころ相談医 ●ICD(Infection Control Doctor) ●新生児蘇生法「専門」コースインストラクター ●胎児心エコー認証医 ●抗菌化学療法学会抗菌化学療法認定医 ●日本医師会認定産業医 ●自閉スペクトラム支援士 ●日本医師会健康スポーツ医 ●福井市教育支援委員会副委員長副院長小児科福井愛育病院石原 靖紀 先生いしはらやすのり感染しやすさは大人も子どもも同じ! 現在、新型コロナウイルス感染症についてわかっているのは、感染者の約8割が軽症で経過し、重症化平成 3年平成 3年平成 9年平成 9年平成10年平成12年平成13年平成17年平成17年平成18年平成19年平成30年3月4月3月4月5月5月4月3月4月4月4月北陸高等学校卒業京都府立医科大学入学京都府立医科大学卒業京都府立医科大学小児科入局済生会滋賀県病院小児科医員福井愛育病院小児科医員京都府立医科大学大学院入学京都府立医科大学大学院修了福井愛育病院医長骨格筋由来造血幹細胞の研究で博士号取得福井愛育病院小児科部長福井愛育病院副院長PROFILE特 選 品N01m/

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