特別支援・福祉カタログ vol.3
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N17特選品ー遊び感覚で、噛むことを意識づける。ー かみかみセンサー改良のポイント。  耳かけの形状が変わり、  安定したやさしいホールドを実現。ニットー特別編集2特集【かみかみセンサー体験レポート】耳かけ部分を改良したかみかみセンサーで、噛むことの大切さを実感。食べる時の咀嚼回数をチェックし、噛むことへの意識を高めてくれる「かみかみセンサー」。安富先生が、咀嚼力に問題を持つ子どもたちの改善のために発案したものです。今回、児童たちに体験してもらったのは、改良してさらに使いやすくなった新モデル。児童たちの感想とともに、新しくなった使い心地について紹介します。 給食の時間に「かみかみセンサー」を体験したのは、小学3年生の児童たちです。はじめて見る装置に、クラス全員が興味津々。装着した児童は、噛む度に増えていくカウンターの数字を気にしながら、いつもよりたくさん噛んでゆっくり食事をしています。記録するのは、1回の食事の時間と咀嚼回数。普段の食べ方と比較するために、モニターを見ながら食べる児童とモニターを見ないで食べる児童に分けて体験してもらいました。 安富先生は、装置を付けている児童一人ひとりに声をかけ、使い心地や使った感想について質問。児童からは、「最初は変な感じがしたけど、すぐに慣れた」「何回噛めるかなって、ワクワクしながら食べた」「自分が思って 今回子どもたちが装着したのは、改良してさらに使いやすくなった新モデルのかみかみセンサーです。耳かけを従来より長くし、素材もさらに柔らかいものに変更。耳をしっかり巻き込んでホールドできるよう、デザインも改良しました。かみかみセンサーを実際に使った人たちの声を集め、試作と検証を繰り返し、最良のものに改善された新モデル。「装着した時の安定感が増し、噛む回数の計測も、さらに正しく計測できるようになったと思います」と、安富先生もその仕上がりに大満足。今回体験した子どもたちの様子を見ると、数値に著しいばらつきがなく、装置がズレたり、耳が痛いという児童は誰一人いませんでした。子どもたちにとって、噛んで食べることの大切さを知った今回の体験は、私たちにとっても、改良の手応えを実感することができた、貴重な機会となりました。いたより、たくさん噛んでいるんだなと知りました」「噛めば噛むほど、ご飯が甘く感じた。焼き豆腐の味がよくわかった」「今度からはしっかり噛んで食べようと思いました」など、噛むことへの意識が高まるきっかけとなる意見が数多く聞かれました。 かみかみセンサーは、30回噛むと電子音が鳴り、1食あたり1,000回の目標を達成すると音楽が流れる仕組みになっています。そのため、音が鳴る度に歓声が上がり、子どもたちは、かみかみセンサーを付けたまま、最後まで遊び感覚で食事を楽しんでいました。http://www.nittokagaku.com/

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