日陶科学 保健カタログ
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ニットー特別編集特集2食物アレルギーをもつ児童の数は、10年で1.7倍。アナフィラキシー発症の数は、10年当時の3.6倍。※今後の学校給食における食物アレルギー対応について最終報告(平成26年3月)より中島先生/児童のアレルギーと言えば、今問題になっているのは食物アレルギーです。今後の学校給食における食物アレルギー対応の最終報告によると、児童の食物アレルギーは10年前の1.7倍、アナフィラキシーについては3.6倍に増えています。児童数が減っている中で、それだけの数が増えているのが現実です。山田先生/食物アレルギーは食べ物に含まれる主にタンパク質が異物(アレルゲン)と認識されて症状が引き起こされるものです。鶏卵、牛乳、小麦が3大アレルゲンと呼ばれますが、他にもそばやピーナッツ、えび・かになどの甲殻類、果物、豆類などの食物、またラテックスという天然ゴムとの接触でもアレルギー症状が出ることがあります。症状も様々で、皮膚症状、呼吸器症状、粘膜症状、消化器症状がありますが、最も恐いのは複数の臓器症状が全身に出るアナフィラキシー。血圧の低下や意識障害を起こす命にかかわる危険な症状です。アナフィラキシーを起こしたらまずアドレナリン自己注射薬※。経過観察に「パルスオキシメータ」。中島先生/アナフィラキシーを起こしたときはアドレナリン自己注射薬を打てと言われています。この注射薬は、アナフィラキシー症状の進行を一時的に緩和してショックを防ぐための補助治療剤です。小学校低学年の児童だと保護者の方、また学校の先生にも万が一の場合は打ってもらうことになると思いますが、打つべきかの判断はどのようにすればよいのでしょうか。山田先生/厚生労働科学研究班による食物アレルギー診療の手引きという報告書には、皮膚症状、呼吸器症状、粘膜症状、消化器症状、全身症状の中のどれか一つでもあらわれたら、すぐにアドレナリン自己注射薬を打ち、119番に電話して救急車を呼べとあります。アナフィラキシーが進むと、呼吸循環器系や重要臓器に酸素を供給できなくなり、血圧が下がって低酸素状態になるアナフィラキシーショックにおちいります。そうなる前に注射を打ち、気道が閉塞して窒息しないようにしなくてはなりません。中島先生/典型的なショック症状が出ないこともあると思います。早期に対処するためには何に注目するとよいでしょうか?山田先生/ショックと言えば、真っ青な顔色をイメージすると思いますが、アナフィラキシーの場合、血管が拡張するので、顔が腫れたり、赤くなったりします。手先も暖かく、蕁麻疹がでる状況になるため、対処に迷っているとショックにおちいってしまう。このような症状を、学校の先生を学校法法人日本赤十字学園字学学学日本赤赤十字豊田豊田田看田護大学学学学基礎看看護学領域域域域 准教授授授中なか島島じじま佳佳佳佳佳かかかか緒緒緒緒緒緒緒緒緒緒緒お里里里里里里里里り先生先生先先先生先先生生先生生先日本赤赤十字看護大字看護字看護看護大護大護護大大大大護護大護学卒業後学卒業後学卒業後学卒業後卒業後卒業後、名古屋、名古屋、名古屋、名古屋第一赤赤十字病院に字病字病病院に病院に院に院に院院看護師と看護師と看護師と看護師と看護師と看護師看護師看護看護看看看護師と看護師と看護看護師して勤して勤して勤して勤して勤務。その後、愛知後、愛愛知愛知愛知後知後、愛知淑徳大学淑徳大学淑徳大学淑徳大学徳大学大学徳徳大学大学学大学大学徳大学大学大学大徳徳学大学院心大学大学院大学院心大学院心学大学院心学院心大大学心学大学院心大学理学研研究科で学位科科で科で学位科で学位学位科位取得。取得。取得得得取得。取得。得。。得取平成220年日本赤日本赤日本赤日本赤十字豊田十字豊田十字豊田十字豊田看護大看護大大看護大学学学学基礎看看護学准教授准学准学准学准学准に就任。師同校 小小小小児看護学児児看護学児児児看護学児看護学児児児領域 講師山山山やまやまま田田田田田田田田田田田田田だだだだだだだだだだ恵恵恵恵恵恵けいけいけ子子子子子こ先生学研究愛知医科科科科科科大大大大大学大学大学大学院看護臨床看科科修士課科修士課課課課課科科程程程程修了程修了了(了(程看護学)などで護師経験護護師経験護師経験験験験験験験験はははは公立は公立は公立陶は公立陶は立生病院1222年程2度。生命健康平成平成21成21成成成2121年1年10年10年10月中部中部部大学部中部生科学科学科学部助科学部助科科手で手で就任で就任任で。大学小現在現在現在、日在在在在、日在現現在現在現本赤十字赤十字赤十字本赤豊豊田看護児看護学児看護学児看護学児看護学児看護学児看護学児看護学児児看護学児看護児看護児講師。講師。講師。講師。講講講食物アレルギーやアナフィラキシーをもつ児童が増える今こそ、普段から医療機関と学校の顔の見える連携が大切。医療の最前線で経験を積まれた中島佳緒里先生と、救急時の子どもの看護や対応策の啓発活動などを実践・研究する山田恵子先生。医療現場をよく知るお二人に、食物アレルギーやアナフィラキシーに対して学校ができること、またその際に活用できるパルスオキシメータについてお話しを伺いました。学校法人日本赤十字豊田看護大学N22http://www.nittokagaku.com/新製品・推奨品新製品推奨品 感染予防防犯防災保健指導環境衛生特別支援健康診断一般備品救急処置

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