日陶科学 保健カタログ2018
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www.nittokagaku.com/HPからでもデジタルカタログをご覧いただけます 食べる時の咀嚼回数をチェックし、噛むことへの意識を高めてくれる「かみかみセンサー」。かみかみ運動に欠かせないこの商品は、咀嚼力に問題を持つ子どもが増えている状況を改善するために、安富先生が発案しました。「子どもたちが楽しみながら咀嚼回数を数えられるものにしたい。それが開発コンセプトでした」と語る安富先生。「試作品第一号が完成したのは、平成18年。知り合いの工業高校教諭の協力を得て試作を重ね、「かみかみマシーン」という名前で試験的に運用していました」その後、さらなる改良と普及をめざし、日陶科学(株)との共同開発がスタート。1年3ヶ月の開発期間と30回におよぶ試作・打ち合わせを経てついに商品化が実現。「日陶科学の担当者の方は、名古屋から長野まで毎週のように足を運んでくれた時もあり、とても熱心に取り組んでくださいました」と安富先生は当時の様子を振り返ります。 現在「かみかみセンサー」は、学校や安富先生が行う「かみかみ授業」をはじめ、学生の教育実習など、さまざまな場所で活躍。噛むことの大切さを教える保健指導でも使われるなど、啓発活動に大きく貢献しています。 最新モデルの「かみかみセンサー」は、耳かけを従来より長くし、素材もさらに柔らかいものに変更。耳をしっかり巻き込んでホールドできるよう、デザインも改善しました。「装着した時の安定感が増し、噛む回数の計測も、さらに正しく計測できるようになったと思います」と、安富先生もその仕上がりに大満足。今後の改良については「アゴの部分を広めにして、大人も使えるように改良したいと思っています」と抱負を語ってくださいました。 平成28年には、高野豆腐のトップメーカー旭松食品株式会社と共同で「カミンこうや」を販売。高野豆腐は成長期に欠かせない鉄分やカルシウムが豊富で、子どもたちへの咀嚼啓発にも役立つことから、安富先生が商品化を提案しました。通常の1.8倍の固さに仕上げた噛みごたえのある高野豆腐は、噛むことの意識づけにつながる食品として注目されています。「子どもたちが楽しみながら咀嚼できるものにしたい」という安富先生の思いから、高野豆腐には可愛らしいカミンの焼き印が押されています。 当初は主に学校給食向けの業務用として販売していましたが、「美味しいので家庭でも食べたい」「カミンちゃんの焼き印が可愛い」など、子どもたちの間で評判になり、平成29年には小分けにした家庭用の「カミンこうや」を市販化。親しみのあるパッケージデザインには、飯田女子短期大学教員と「かみかみゼミ」の学生のアイデアも活かされています。 今後の啓発活動について、「子どもだけでなくお年寄りにも、よく噛むことの大切さを伝えたいですね。大きな目標ですが、かみかみ運動を国民運動にまで発展させられたらと思っています。そして、子どもから大人まで、よく噛んでゆっくり食べることにより食事を大切にしながら健康づくりができる。そんな啓発活動をこれからも続けていきたいと思います」と語る安富先生。これからも、その活動から目が離せません。安富先生のインタビューは動画でも見ることができます。3分ほどの長さなので、気軽にご覧いただけます。カミン通信ムービー安富和子先生のcheck!動画を動画でわかりやすい!詳しい動画はこちらからご覧いただけます!   みかみセンサー」を開発した 理由と完成までの試行錯誤。新   商品「カミンこうや」を考案。 啓発活動はさらに進化。「か 新製品・推奨品N18

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